名古屋「聖石傳説」トークショウ&舞台挨拶


2002/4/27、JR名古屋駅にほど近い映画館「シネマスコーレ」で舞台挨拶が、そしてそのすぐ目の前にある「松浦商店会議室」でトークショウが開催されましたので東京から日帰りで行って来ました。

シネマスコーレ垂れ幕 「聖石傳説」ロードショー シネマスコーレ 上映中 亞洲超級電影中心

当日行われていたイベントのスケジュールは以下の通りです。12:15の回には参加していません。
12:15シネマスコーレ 「聖石傳説」1回目舞台挨拶
13:00松浦商店会議室 「聖石傳説」トークショウ
14:20シネマスコーレ 「聖石傳説」2回目舞台挨拶

シネマスコーレでの映画上映はふだんなら入れ替え無しで吹き替え版も字幕版も見られるようになっていたのですが、この日だけは舞台挨拶があるため朝の1回目と2回目は入れ替え制になっていました。トークショウはアニメイト名古屋店で「聖石傳説」関連商品を一定金額以上購入した人に先着で整理券が配布されており、舞台挨拶の整理券は当日朝10時から1回目2回目双方の分を配布するという段取りになっていました。そのため当日にはトークショウの方は整理券は配布済みでしたが、舞台挨拶の整理券を得るためには朝から熾烈な争奪戦が始まっていたのです…。

午前5時半、始発にほど近い電車に乗って東京駅に向かいました。
6時半少し前に東京駅着、ちなみにGolden Week第1日という下り方面メチャ混みの状況でありながら私は「ひとりだからなんとかなるだろう。ダメならひかり号の自由席という手もあるし。」とかのんびり構えてチケットなぞ予約していませんでした。さて自動発券機を操作して運行状況を見てみると…目的ののぞみ号は「グリーン」しか空きがない…。後のひかり号は全滅っぽいしこりゃマズイと自動発券をやめてみどりの窓口へ。(こういう時は自動よりも融通がきく人手の方がよいのだ。)空きを見てもらうもののやっぱり無し、と思いきや喫煙席なら普通にも空きがあると言われました。タバコ嫌いの私はその時マジに「喫…!!」と声が出て絶句したのですが、駅員も慣れたものでその露骨にイヤそうな顔が何を意味しているかは理解してくれたようでした。でも「これもキャンセル分であと3枚しかありません。この後の指定席は全部埋まってますよ。」との殺し文句を言われればさすがにやむを得ません。なにせ10以上ある窓口はすでに鈴なりの人。これを断れば席が秒殺されるのは間違いありません。指定がとれなければ自由席でも構わないと考えてはいたものの、この日わずか30分しか寝ていない身としては確実に席に座れる保証ほどありがたいことはありません。と、心の中で2秒ばかし葛藤した上で「…それでお願いします…。」およそ成人してから初めての喫煙車乗車です。ハタチでやめてから(笑)できればもう一生お世話にはなりたくなかったんですけどね〜。
というわけで6時53分ののぞみで名古屋に向けて出発。しかし700系のぞみの喫煙車は非常に高性能なエアコンを完備していました。のべつまくなしにプカプカやる人がいるので(喫煙車だからとーぜんですな)タバコの匂いがしないといえば嘘になりますが、高い集塵能力のおかげで以前の喫煙車両のようにモウモウとした紫煙の中で息を殺しておかなければいけないという状況ではありませんでした。しかも並んだ3席のうちお隣ふたりはタバコを吸わなかったので快適とはいかないまでも咳きこまずに寝ることができました。(もしかするとキャンセル3席が並んでいたのかもしれません。でもってチケットを取ったのが皆タバコを吸わない人だったのかも。なにせお隣はまるで花粉症のようにしきりにクシャミしまくってましたし。)
8時半過ぎに名古屋着。とりあえず駅のトイレでタバコの匂いを洗い流して一息。その後、あらかじめ用意していた地図のプリントアウトを片手に出口に向かいました…が、出てからあたりを見回して一言。「出口、逆だあ☆」(笑)
今度こそ真っすぐ突っ切って「太閤通口」に出ました。道路をわた…ろうとする前にすでにビルに架かった「シネマスコーレ」の垂れ幕が見えています。しかもなんだかすごく懐かしめな雰囲気。実際に道路を渡り劇場前に向かってみると、ちょうど朝市が開かれていて野菜を売り買いする人達で周りはかなりにぎやかでした。映画館は想像通り小さなところでしたが、まだシャッターの下りる劇場前にはすでに30人ばかしの行列ができていました。並んでいる大半が女性なのは東京の時と同様ですが、比較的年齢層が高いように見受けられました。霹靂シリーズや聖石傳説のファンはたしかに年齢層が高いのが特徴なんですが、声優の舞台挨拶においては東京の時は年齢層が小学生から30代以上とおぼしき人まできれいにバラついていたのに対し一様に高めなのが見てとれます。まあ高めといっても10代後半〜30代前半といった風情ですんで、長老様がズラリだとかいうものではないのですが。
9時を過ぎると一気に行列が伸びてきました。58席しかないのに大丈夫だろうかという感じになってきました。早めに来たのはやっぱり正解だったようです。
そして10時のほんの少し前に整理券配布が始まりました。並んでいるひとりあたり各回2枚まで整理券が確保できます。整理券は鑑賞券と引き替えでしたが、私はあらかじめ名古屋のチケットを持っていなかったので初めての当日券鑑賞となりました。東京で前売り券は10数枚買っていたのですが、4回は自分で行って残りは他の人にバラ蒔いてましたんで。私の場合、トークショウを見に行くために1回目の舞台挨拶ははじめから行かないようにしていましたので2回目の整理券だけを受け取りました。並んでいたのは30人目くらいだったのですが、受け取った番号は42番。つまりはほとんどの人が人数以上分の2回目整理券も確保している事になります。さすがに配布1時間以上前から並んでいるだけはあり強者揃いだったようです。(トークショウの時に司会の方が話されていたのですが、いちばん早い人は当日3時くらいから並んでいたとか。でもたとえ劇場最後列での立ち見だったとしてもなにぶん場内が狭いので舞台挨拶を見るにはぜんぜん不自由はしなかったわけですし、周囲の迷惑にもなりますので今後の舞台挨拶では自重してほしいものです。)
しかしギョッとしたのは、劇場の支配人さんが黄強華監督によく似ていたこと☆ 体型や顔かたちはそれほどでもないのですが、笑顔がすっごく似ていて最初は「まさか霹靂公司の関係者?!」と思ったくらいですから。
さて整理券を確保してしまえば後は解放。トークショウの整理券は(私は譲っていただいたのですが)すでにあるため、その集合時間である13時前までは自由時間です。体力を温存したいこともあり、駅に戻ってカフェでインターネットなどをやりつつ時間をつぶしました。(ネットカフェやマンガ喫茶が見つからなかったので普通のカフェで手持ちのZaurusと携帯のi-mode利用。掲示板に書き込みしたのはこの頃です。)
お昼を食べて12時半頃にトークショウ会場に行くために劇場向かいの道路を横切ると劇場前にはちょうど1回目の入場待ちができていました。それを横目で眺めつつすぐ目の前の松浦商店ビル前に到着、整理券を配布直後には人がたむろしていたビル前でしたが今ではほとんど姿が見えません。全員1回目の舞台挨拶を見ているわけじゃないよなあ?とか思っていたのですがなんかかすかに人の気配だけはします。実は金属の扉で隠された非常階段の方にズラズラと並んでいたのでした。入ってみると会場は5階だったのですがすでに1階ぎりぎりのところまで来ていました。大丈夫かいな…と思いつつもそれに並びます。予想通りとはいえ周りは女性ばかり。まさか男は自分ひとりという事はないよな〜?とちょっとだけ危惧…。
12:40、入場開始。ぞろぞろと階段をのぼって5階まで、会場はジャマな柱がデーンと鎮座ましましているとはいえけっこう広めでした。男は自分ひとりというわけではありませんでしたが、目についた分には自分以外は女性のお供で付いてきた風情の方がひとりと、将来有望そうなチビッ子がひとりだけ。イスの数からすると100人近くは入っていたのですがもしかして男は3人だけですか〜?^_^;
12:50、映画の1回目舞台挨拶が終わったらしくババーッと新たに2〜30人ほど入ってきました。イスを追加して座ってましたが、これで全体で130人くらいはいたのではないでしょうか。男性比率2%(笑)
そうして13時ほんの少し前にトークショウが始まりました☆

オープニングとしてまずは映画の予告編がプロジェクターで放映されました。しっかり公開劇場名が「シネマスクエアとうきゅう」になっているお茶目もありましたがたぶんビデオは全国使い回しなのでしょう。それから挨拶もそこそこに三木眞一郎・子安武人のおなじみの両名が登場。心なしか子安さんへの声援が大きいような感じがしましたがそちらのファンの方が多かったのかな?
ラジオドラマの話題が出ると、話しているところに絶妙のタイミングでCDがかかり素還真や傲笑紅塵のセリフが!これには場内も大受けでした。…でも逆にうまく該当の場所が出ずに何度か頭出しをやり直したりする場面もありましたけどね。
話の流れでファンの割合を挙手させてみると、東京のイベントにも参加した人がけっこういる上になんと名古屋以外から来た人が半分近くもいた事が判明。私も聖石の公開にあたってはかなり力を入れて活動しているつもりでしたが、皆さんも負けじとパワフル。いや、もうすっかり負けてるか?
映画での役の話題では、素〜さんや紅さん以外も演じているという話になったのですが、三木さんは「紫の男」で、子安さんは「ペチャッとつぶれる男」なのだそうです。六大門派の方々ですよね、私も顔と名前がいまだに全然一致してないんですが。(ちなみにエンディングではちゃんとそのあたりも出ています。でもあのスタッフロールは早すぎて一度に全部読むのはとても不可能です。私も3回目でやっと魔魁と葉小釵の吹き替え役を確認したくらいですし。)
布袋戯の話題ではNHKでおなじみの「ひょっこりひょうたん島」や「プリンプリン物語」の話が登場しましたが、子安さんがもうひとつ引っかかってタイトルが思い出せない作品がありました。「X」が付いているとの事で、もちろん「Xボンバー」の事です。なにぶん子安さんとは同年代なので間違いようもありません。しかしそれがどーしても思い出せず会場に来た人達にも尋ねていました。答えたかったのですが、答えればまず100%「あいつはオタクだ!」の視線が集中するのが目に見えてましたのでやめておきました。^_^;
そんなで子安さんが「なんとかエックス」と言っているところに三木さんが思わず「ひょっこりひょうたん島エックス?」とツッコミ。場内大爆笑☆
その話は後に結城比呂さんが登場した時にも引き継がれ、子安さんが結城さんに「なんとかエックスっての知らない?」と聞くと三木さんが「ひょっこりひょうたん島X」とまたもツッコミ。純朴な(?)結城さんは真に受けて「え?そんな作品あったんですか。いや、見てないです。」と言ってしまう始末。子安さんにそうじゃなくてと説明されると、結城さんサラリと「ああ!Xボンバー。」と一発で答えてました。やっぱりさっき衆人環視の中で答えたりしなくて良かったです(笑)
他ではこの作品のようにアニメじゃないものへの吹き替えの話題では、子安さんは「ゴリラとアリならあるけど、あれはCG。」と言っていました。それってば東京での舞台挨拶でも話に出ていた「ビーストウォーズ」の事です。あの時はバンダイビジュアルさんの目の前でライバル企業の作品名を連呼してましたが、反省したのか怒られたのか今回はきっちりボカシていました。ボカシていたといえば、三木さんは昔「大きな黄色いトリ」の着ぐるみに入っていた事があるそうです。これまた作品名を口にするとはばかられるものですね〜。とりあえずチョコボじゃないとだけ書いておきます。^_^; 人形への吹き替えでは結城さんはマスクプレイミュージカル(着ぐるみマスクをかぶって行う演劇。ミュージカル仕立てのものが多い。)の声をあてた事があるそうです。手順としては役者に一通り演じてもらい、それを「覚えて」スタジオに入って同じタイミングで吹き込み、今度はその声を元に役者に舞台で演じてもらうのだそうです。これはたしかに霹靂シリーズのように文擇先生が吹き込んだ声に合わせて人形を繰演するのに似ています。
ラジオドラマの話題では青陽子の意外な真実も聞くことができました。吹き込む時に「山賊の親分みたいな感じでやってくれ。」と言われたのだそうです。つまり、あのTV版や映画版とはぜんぜん違うキャラクターぶりは音響監督さんの仕業だったというわけです。さあ、これで抗議を送る宛先は決まりましたね(笑)
それにしても今回のトークショウでは、三木さん子安さんは非常にラフな格好で特に三木さんにおいては「改心したのか?」と思えるほど地味目だったのですが、結城さんが登場すると一転「お、王子さま…」。もうお隣にゴスロリな女の子でもはべらせますか〜っ?と言いたくなるようなビジュアル系スタイルでした。おまけにそれでいて結城さんは物腰おだやかでしごく丁寧な口調なのでギャップが…。^_^;
そんなこんなでとても充実した1時間でした。と言うかまさか1時間もの長い間トークをやるとは思ってなかったんですけどね。(無料招待だし、せいぜい2〜30分かと思ってた。)関係者さんに声優さんはご苦労さまでした。
…でふつーは終わるところなんですが、今日はそのまますぐに映画館に移動です。^_^;

トークショウの会場で顔を見た人達がぞろぞろとそのまま映画館にもやって来ました。舞台挨拶するメンバーもおんなじですし、まさに民族大移動です。正直言って、先ほど1時間ものトークを聞いた後で同じメンツでの舞台挨拶はそれほどインパクトがあるものではありませんでした。話している事も東京での舞台挨拶とかぶっている点がありましたし。しかし映画には出演していない莫召奴役の結城比呂さんはやっぱり少〜しだけ肩身が狭そうでした。
驚いたのは、挨拶そのものよりもそれが終わった時でした。狭い劇場で立ち見も出ていた状態からまるで潮が引くかのようにファンが出てゆき、後には席にも余りが出るくらいになってしまいました。出待ちをするためだったのかもしれませんが、すでにさっきも存分に目に焼き付けたでしょうし今しがたも(劇場が狭いので)すごい間近で姿を拝むことができたのにさらに何かを求めるか〜?とちょっとだけ不満に思いました。ただ後に聞いた話では、関西から来た人などは「2回目は字幕版なので大阪で公開された時に吹き替え版で見る」という方もおられたようです。まあそれならばまだ納得がいきます。でもせっかく映画館に来たのだから本編は見てほしいなあ…。
とりあえず大一番が終わってようやくゆっくり映画(字幕版)を楽しむことができます…といきたかったんですが、疲れが出たのか途中で少し居眠りもしちゃいました。地獄谷のシーンなんて助けに来たかと思ったら次の瞬間には傲笑紅塵が溶岩に落ちかけてたし。これじゃ見ずに出てった女の子達の事をどうこう言う事なんてできやしませんね。^_^;

その後は劇場はす向かい、わずか5m足らずしか離れていない「亞洲超級電影中心」へ。
オールオープンで商品が店前まで張りだして並べてある入り口は目も惹き入りやすいのですが、間口に対して店内は全体では四畳半も無いくらいかな?店の奥行きはハッキリ言ってしまえば狭く、おまけに奥に階段があるのでそれがよけいに場所を狭めています。しかしその店内は思いっきり有効活用され壁から階段までうまくレイアウトされて商品を見渡せるようになっており、店内は広いのにメッチャ窮屈に感じる安売りショップのドン○ホーテのようなレイアウトとはまったく正反対でした。私も見習わないとな〜、うちの部屋の狭さは自業自得だから(笑)(片づけてもすぐ本が増えて狭くなる。^_^;)
お店では「聖石傳説」公開に合わせて「聖石傳説フェアー」が開催されており、お人形や台湾で販売されていたメイキング本やグッズなどが並べられていました。が、レジ前の小さなショーウィンドウの中なので目立ってはおらず、商品レイアウトの一部と化していたのが残念です。(しかもあれは売り物じゃないし。)まあ店内にそのような場所をとれないのは店に入れば一目瞭然なので納得ではあるのですがね〜。
お人形は台湾で限定発売されて日本では個人で買ったの私以外いるんかい?という置物人形と、本国では約千元で一般販売されている一回り小さめのお人形。そして…たしか正規品じゃないと思われる、布袋戯というより掌中戯で使いそうな指人形。この人形は某お酒のCMのスーパー部長を思い浮かべていただければ近いかと(笑)
残念ながら実際に映画で使われたご本尊や、そのレプリカなどは飾られていませんでした。それを一番期待していただけにちょっと残念。他のグッズはたしかに日本では珍しいものの、私個人の場合では台湾からすでに買って帰っているものばかりでしたので…。
しかし一番の収穫は、お店の方の人柄☆ 店長さんだったのかお店番の人だったのかは確認していないのですが、とにかくお客さんに対して物腰やわらかで非常に丁寧、そして細かなところまで微に入り細に入り気を配ってくださる方でした。私は店内に明星物も揃えてあったので以前新着情報のところに書いた伍佰の「電影歌曲典蔵」VCDが無いかと尋ねてみたのですが、それについてはお店には置いてなかったもののその時自分がタイトル名を失念していたにも関わらず色々と調べてくださり取り寄せてももらえるとの事でした。さすがにまた名古屋に取りに行くわけにはいかないのでその場ではお断りしましたが、こちらのお店はインターネット上で通信販売もやっているのでこの調子ならばヘタな中文で台湾に直接注文するよりも多少の事ならばこちらに頼んだ方が早いかもしれないと感じました。正直なところ輸入物の通販代行は餅は餅屋とはいえ業者によって天と地ほどもサービスが違いますが、なによりも信用が第一です。うさんくさいお店なら恐る恐るになりますが、リアルショップがあの状態ならば信用がおけると思いました。

その後は「亞洲超級電影中心」の本店でもある「榮華」に足を運びました。地図で確認はしていたものの、実際に行ってみるとやっぱり迷ってしまいました(笑)(公式サイトに載っている地図はあまりに簡素すぎですが、一応もっと詳しい電子地図をプリントアウトしてはいたんですが…。) 「榮華」のある界隈はいわゆる歓楽街になっていて飲み屋を始めお水系の店がいっぱい立ち並んでいて、休日前の夜ならば客引きが出てるんだろーなというような雰囲気いっぱいのところでした。雑居ビルが多い上に細めの道路が縦横に並んでいるので、目印ではなく地番を頼りにしていた事もあり入る道をひとつ間違ってしまったのでした。その後は延々とそこいらをぐるぐる回ってしまったと。(さっさと元の大通りに戻っていれば良かったものを反対から行こうなどとするから…。)しかしいざお店に着いてみると微塵も地図は間違ってなく、単に自分が本当の意味で右往左往していただけでした。^_^;
お店はハットリビルというやはり雑居ビルの7Fにあり、看板も目立たずハッキリ言って分かりにくいです。もしこれから行かれる方は1Fにある香港小皿料理「豫園(YUEN)」というお店を目印と考えた方がよいかも。しかし店を見つけるため周りをぐるぐる回っていて、探してもいないのに中古同人誌ショップを2軒も見つけてしまいました。蛇の道は蛇というよりこの場合は単にぐーぜんと思いたいのですが、私は外国に行ってもそっち方面のお店は勘で見つけたりしてますのでやはりそういう匂いに自然と惹かれているのかもしれません(笑)
さて表にあるエレベータを使い7Fの「榮華」の店前まで行ってしばし躊躇。たぶん元はパブかスナックあたりじゃなかったのだろうかと思える重たくて派手な扉は、入ろうとする者を無言の圧力で制しています。でも意を決して(?)入ってみると中はふつーのアジア系商品のショップでした。扱っているものが明星(アイドル)ものばかりなので今回わたしが目に付くものはありませんでしたが、実のところこのお店の界隈にアジア系の食堂その他がけっこう集まっているので日本人のみならず在日アジアの方への需要もありそうでした。

そうして旅行の目的は一通り終わり。戻りの新幹線は上りですし思った通り簡単に取ることができ一列まるごと空きの状態で余裕で爆睡しつつ帰ってきました。名古屋では味噌カツ定食やきしめんはしっかり食べてきましたが、天むすをおみやげにしようと考えていて戻る時にはすっかり忘れてました。くそー、今度こそ〜!(って、いつだ?^_^;)

と、当日はそんな感じでした。字ばっかだと申し訳ないので、いちおう写真も撮ってきています。当たり前ですが舞台挨拶やトークショウそのものの写真はありませんのでご容赦を。

シネマスコーレのある建物です。名古屋駅からでも(遠目にですが)この垂れ幕を見る事ができます。「特選名画ロードショー」と書かれて、いい感じに古ぼけていてこれがまた味があるんですよね〜☆
周りはごく普通の商店街で、整理券をもらうために並んでいた時は朝市でけっこうにぎやかでした。
シネマスコーレ入場口です。正面のポスターが貼ってあるドアが映写室の入り口になってます。写真の右端にテーブルが見えていますが、場内・ロビー共にあまりにも狭いためパンフレットやグッズの売り場が確保できないので外にテーブルを置いて販売しているのです。雨の日はどうやってるんでしょうかねえ?
入場券売場の窓口はなんと木枠です。上映時間もすべて手書きなのは都内ではほとんど見かけないためかえって新鮮に感じました。映りが悪くて読めませんが吹き替え版と字幕版は続けて見ることができるとしっかり明記してあります。嬉しい配慮ですね〜☆
同じくシネマスコーレ入場口です。入った目の前の黒いドアを開けるとすぐそこは場内になります。場外でロビーと呼べるものはほとんど無く、どちらかといえば通路に近いです。しかし狭いながらも椅子は目一杯詰め込んであり、おまけに肝心のスクリーンが可能な限り広くとられているあたりにこだわりを感じます。ミニシアターはこだわりが大事です。
しまった!右端に見えているのはポスターが貼られたパネルなのですが、こちらを正面から撮るのを忘れていました…。
通りに面したところに出されていたパネル。いい感じにくたびれています。隣(というか上の階)はカラオケBOXなので、けっこう酔っぱらいなどにパンチやキックをかまされているのかもしれません。
通りに面したところにある上映中やこれから上映する作品のポスターです。ここも時間は手書きです。こちらの劇場では看板は特に描かれておらず、すべてポスター貼りになっています。このようなミニシアターでは予算上やむを得ないのでしょうが、最近のシネコンでも看板が描かれなくなったのでそのあたりは残念に思っています。映画は大画面と大音響で「見に行ったー!」という想いがあるのですが、それ以前に劇場や駅などに掲げられた大看板を見て「見に行くぞー!」という想いもあるのでできれば作るようにしてほしいです。(映画ファンの願い。)
同じく通りに面した頭上に並べられた上映作品群。上映予定順ではなくけっこうバラバラに並んでいるあたりがなんだかな〜という感じを受けますが、実はただ日付順になっているのではなくモーニングショー・ロードショー(昼間の興行)・レイトショーという並びでさらに日付順になっているからだったりします。でもお客の立場からするとまぎらわしいです(笑)
私の目的はもちろんコレ!今日はこのために来たのだからして。
トークショウ会場である松浦商店ビルです。ここは貸しホールがあるため今回の会場になったのでした。元々イベント用というよりは会議室の様相が強いためか、あまり大勢が集まるための作りにはなっていないようでした。距離的にシネマスコーレから歩いて1分かからない程度なので、挨拶→トークショウ→挨拶と民族大移動が発生する事になったのでした。^_^;
「亞洲超級電影中心」です。シネマスコーレ入場口から小さな道路を挟んではす向かいにあり、5mほどしか離れていません。間口は広めにとってあるものの店内は思ってたより狭かったです。
店内では「聖石傳説フェアー」を開催中。関連商品で販売されているものはCDなどであまり珍しいものが無かったのが残念!
せっかくなので「聖石傳説フェアー」を強調するかのような撮り方をしてみました。後ろの方で青陽子のお人形がショーウィンドウの中からチンマリとこちらを睨んでいるのがうかがえます(笑)

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